【NHK】機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星 第11話「ルウム会戦」感想

レビルのガンダムORIGIN ORIGIN
こんにちは、レビルです。
今回は、機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ガンダム・ジ・オリジン)前夜 赤い彗星 第11話「ルウム会戦」の感想です。
見せてもらおうか、ガンダムのORIGINというやつを!

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ガンダム・ジ・オリジン)前夜 赤い彗星 第11話「ルウム開戦」の感想

第10話から少し放送期間が開いてしまいましたので、ちょこっとだけおさらい。

第10話
赤いモビルスーツ
兄の生存は、うり二つのシャアの死を意味し、苦悩するセイラに養父テアボロの死という更なる悲劇が訪れる。一方、キャスバルことシャアはテキサス・コロニーに赤いモビルスーツで現れる。その姿を偶然垣間見るセイラ。そのシャアの活躍で地球連邦軍のレビル艦隊から支隊を分離させることに成功したドズル艦隊は、ティアンム艦隊との会戦に突入した直後に転進を決行する。一方シャアは、レビル率いる本隊に肉薄するのだった。
放送:2019年7月1日【6月30日深夜】

引用元:機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 前夜 赤い彗星 公式ページより引用

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ORIGIN 前夜 赤い彗星 第11話「ルウム開戦」感想

ルウム会戦の初戦はティアンム中将の奮戦と、ドズル艦隊にはモビルスーツが配備されていない為ティアンム艦隊が圧倒的有利に戦局が進む。

連邦の猛攻によりドズル艦隊は陣形が乱れ、被害が増大して行く中ドズルはレビル艦隊への転進を涙ながらに指示しています。

ティアンムとの戦闘はあくまで陽動、この転進は元々作戦の内なのです。

転進するドズル艦隊をティアンムは追撃を掛けますが、ミノフスキー濃度が非常に濃い為にロストしてしまいます。

部下を駒と思わないドズルの人となり

激情家のドズル。ランバ・ラルも確か言っていましたが、ドズルは長男ギレンや長女キシリアと違い「情」があるのが伺えます。

この点がギレンやキシリアと性格が最も違う点では無いでしょうか。

リュウ・ホセイ

ファーストガンダムでホワイトベースクルーの精神的支柱として活躍した「リュウ・ホセイ」が登場します。

ファーストガンダムでのリュウ・ホセイは、パイロット候補生ですが、ORIGIN世界では偵察機ではあるものの、正規パイロットなのか前線への偵察飛行をしています。

【ガンダム】人物考察「リュウ・ホセイ」
ガンダム人物考察「リュウ・ホセイ」をお届けします。ホワイトベースの兄貴分、リュウ・ホセイはどの様な人物かを書いていきます。リュウ・ホセイとは、機動戦士ガンダムに出てきた人物。パイロット候補生としてWBに乗艦しており、ホワイトベースの数少ない正規軍人の一人です。

苦戦するレビル艦隊

シャアはついにレビル艦隊を補足し、単独で攻撃を仕掛ける。

更にはロストしたドズル艦隊がレビル艦隊の目前に現れ、ほとんど反撃らしい反撃が出来ずにレビル艦隊は大ダメージを負ってしまう。

ドズル艦隊に反撃する為、レビル艦隊は反転しようとするも・・・

黒い三連星率いるモビルスール「ザク」の大部隊が来襲する。

レビル将軍拿捕

レビル将軍の座上艦「アナンケ」が早々に撃破され、レビル将軍はスペースランチで脱出を試みるも黒い三連星によって拿捕されてしまう。

ガンダム人物考察「レビル将軍」
レビル将軍とは、「機動戦士ガンダム」に登場した人物。フルネームは「ヨハン・エイブラハム・レビル」地球連邦軍の総司令官です。座上艦はマゼラン型宇宙戦艦「アナンケ」、ビッグトレー型陸上戦艦「バターン号」14話、16話では名前のみ、23話で本人が登場しています。

その後もジオン有利の一方的な展開で戦局は進み、連邦艦隊は壊滅して行く中、リュウ・ホセイの乗る偵察機も撃墜されてしまいリュウは宇宙を漂う事になる。

ファーストガンダムではリュウの脳にテムの様な異常が無い事からすると、宇宙空間を漂流後は比較的早い段階で味方に救出されたのだと推測します。

シャアとコズン・グラハム

シャアの無双状態に驚くコズン。

「1発で巡洋艦を・・・いったいどうやって・・・」

シャアに見るラルの人間性

コズンは予備の弾奏をシャアに渡そうとするも、断られてしまう。

「私の事よりも自分の手柄の事を考えろ。」
「ランバ・ラル大尉の身内だったな。従軍できなかった大尉の分も働け。」

この突き放した様な物言いの中に、シャアはラルに対しては良い感情を持っている事が伺えます。

シャアの性格上、彼は「人は利用するもの」としか考えないタイプだと思う。

その性格のシャアが、「ラル大尉は従軍できず悔しい思いをしていると思うから、大尉の分も手柄を立てなさい。」的な言葉をコズンに言った訳です。

シャアにとって数少ない、幼い頃から助けてくれた人であり、また憎めないラル本人の性格だからというのもあるのかもしれません。

多分、シャアが人を気にかけたのって、セイラ、ララア、ラル、ハモンだけじゃないでしょうか。

孤立するデギンの座上艦とギレンの狙い

デギン・ザビとガルマが座上する「グレートデギン」

ドズルが転進後はただ1艦のみが前面に出ていた。

公王が座上する艦に護衛も無く、ティアンム艦隊が前進したら撃沈されてしまうだろう位置に配置するのはあまりにも不自然過ぎます。

ギレンはもうこの頃から、厭戦家であり何かとギレンに反対する父デギンを亡き者にしようとしていたのでしょう。

そしてソーラレイに繋がって行く訳なのですね。

ガンダム人物考察「デギン・ソド・ザビ」
ガンダム人物考察「デギン公王」をお送りします。デギン公王とは、ファーストガンダムに登場した人物。フルネームは「デギン・ソド・ザビ」ジオン公国の公王です。座上艦はグワジン級宇宙戦艦「グレート・デギン」公国を築いたデギン公王とはどの様な人物だったのでしょうか。

今回はティアンムが突撃せずに転進したから助かった様なものの、撃沈されてしまう可能性の方が高かったはずです。

ティアンムもまた、連邦が唯一逆転できるチャンスを捨ててしまっています。

ジオンの勝利と黙祷

ジオンの歴史的大勝利の後、ドズルは敵味方問わず犠牲になった者たちへの黙祷をする。

勝者という心の余裕もあったのだと思いますが、ドズルは敵に対しても敬意を表す事の出来る人間であり、父や弟でさえ亡き者にしようとするギレンやキシリアとはこの点が決定的に違う点だと思います。

もし、長男ギレン、長女キシリアが誕生せず、長男ドズル、次男ガルマとして産まれていたら、歴史は全然違うものになっていたでしょう。

サスロ?誰それ

ドズルは性格的に弟ガルマに家督を譲ってしまうだろうし、ガルマは厭戦家の父デギンに逆らう事無く平和にジオンを統治していたのではないでしょうか。

 

 

今回はここまでです。

 

ではまた!

 

次話

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