機動戦士ガンダム考察「ビームスプレーG」

ビームスプレーガン アイキャッチ ガンダム
こんにちは、レビルです。
今回は、機動戦士ガンダム考察「ビームスプレーG」をお送りします。
ジムの標準装備であるビームスプレー。いったいどの様な物だったのでしょうか。

ビームスプレーGとは

ジム開発の際に採用された、小型のビーム携帯装備。
ガンダムに採用されたビームRは、非常に高価かつ量産に適さない複雑な構造の為、大量生産ができるシンプルで低コストの装備として開発されています。

名称については、塗装用のスプレー噴射機に形状が似ている事が名前の由来。
その為、「ビームが拡散する」という性質は、名称に由来した誤解に過ぎないとする説もあります。
また、ビームが実際に拡散していることを確認できる描写は、ゲーム作品以外では映像作品において存在していないと考えられています。

ビームスプレーGの性能

ビームスプレーGは設定が曖昧なため、二通りの見解があります。

1.ビームRの廉価版説

・塗装用のスプレーガンに形状が似ているから、ビームスプレーGという名前になった。

・収束したビームだがビームRに比べると威力が弱い

・消費エネルギーが少なくて済むために、残弾数が多く継戦能力が高い

2.霧吹き説

・名前の通り、ビームのスプレー

・ビームが霧吹き状に発射する

・広範囲な分ルーキーでも命中を見込めるが、射程が短い。

 

の2種類あります。

ゲームなんかでも、収束したビームだったり、霧吹きだったりして採用されているスプレーGの性能が二分されていますが、実際はどっちが正しいのでしょうか。

公式な設定が無い以上は、どちらも不正解では無い訳ですが。。

でも、霧吹きなんかで敵を倒すイメージが沸かないです!

第3の説

個人的には、第3の説を唱えたいと思います!!

3.1と2の中間

・塗装用のスプレーガンに形状が似ているから、ビームスプレーGという名前になった。

・コストカットと工数削減の為、収束リングを設置していない為、若干ビーム半径が太くなる。
(2.の様な霧吹き状までは広がらず、密度が薄くて太いビームになる。)

・消費エネルギーが少なくて済むために、発射可能数が多い

 

これが個人的にビームスプレーGな気がします。

2だと、距離が少しでも離れたら使い物にならないですし、広大な空間である宇宙では益々使い物にならないと思うからです。

ちなみに、ビームRの特性は、

ビームRの特性

・収束率が高く貫通力が絶大。
・エネルギー消費が激しい為、15回の発射でエネルギーが切れる。
・収束率が高いのでビームが細く、モビルスーツの操縦に不慣れなパイロットでは当てるのが難しい。
だと思います。

ビームRとスプレーGとの違いは、「威力」「当てやすさ」との事が一般的な様ですね。

ずいぶん小型だけど、そんなので戦えるの??

ガンダムとの差を出す為と、弱いやられ役のイメージを出すためにジムの装備を弱弱しくしたのでは無いかと。

反動が無い

・狙いが安定し精度が高くなる。
・反動が無い為、無理な姿勢でも発射ができる。
・肘や手首の関節が傷み難い。

という利点があると想像します。

コストが安い

ビームなので、運用面でのコストが従来に比べ激減するのは非常に大きな効果だと思います。

ジム本体からスプレーGにエネルギーを供給するので、基本的に弾切れの心配がない。
これも大きな特徴で、ジム本体のエネルギーがある限りは無限に撃てると考えると凄い事です。

ガンダムのビームRはエネルギー供給をホワイトベース等の外部装置にて補給する必要があります。
アムロがエネルギー切れのビームRを投げ捨てるシーンが都度ありました。
(アムロってバズも良く投げ捨てていましたね。ちゃんと持って帰って下さい!)

小型で取り回しが良い

という点から、ゲルググの対ビームコーティングが出るまでは非常に有効な装備だったと言えます。
ビームコーティングが塗装されるようになってからは、さすがにスプレーGでは威力不足となっている様です。

ビーム開発に遅れるジオン

全ての技術がジオン有利という訳ではないのが、またガンダムの面白い点です。

ジオンは携帯ビーム装備の開発が遅れ、正式採用がされたのはジオン末期のモビルスーツ、ゲルググからでした。

ドムにもビームがありましたが、実質目くらまし程度にしか使い物になっていません。

水陸両用モビルスーツ

水中ではビームが拡散して威力が減退しちゃうのに、なぜか各種水陸両用モビルスーツはビームを内蔵しています。

大型のゴッグやゾックの胴体に拡散ビームが内蔵なので、やはり小型化と収束化はまだ成功していない様子です。

ズゴックとアッガイに関しては、腕部に内蔵された「クロー・バイス・ビーム」というのがあります。

収束型かつかなり小型化されていますが、「この時期にビームがジオンにあるのはおかしい」と思ったのか、ゲーム等によっては物理攻撃になっているものもあります。

 

以上、ビームスプレーGの考察でした。

 

 

この記事作成にあたり詳細はWikipediaを参考にしています。
Wikipedia

 

今回は以上です。

 

ではまた!

 

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コメント

  1. ジンライケン より:

    ジオンの水泳部隊がビーム装備出来たのは水中メイン仕様の為冷却装置がいらないとかなんとからしいと死んだばっちゃんが言ってた。
    それよか、ジムスナがゴルゴじゃなくてアメフト由来だった説の考察おなしゃす

    • レビル レビル より:

      ジンライケンさん
      なるほど~、水中に居る分には自然に水冷になるからその分小型になるってことですね。
      勉強になります!
      ジムスナがアメフト由来とは!!!!!
      知りませんでした・・・
      んで、調べてみたのですが、「そもそもアメフトにそんな用語は無くて、もしかしたらラグビーと間違えたのかも??」な感じぽいです。
      元ネタのコラムも読んだのですが、??????な感じでイマイチ的を得ませんでした。
      ガードカスタムとインターセプトカスタムって最近できた設定なのですかね~??昔は無かった気が。。
      で、調べたら、2009年にアーケードゲーム「戦場の絆」用に追加した新機体みたいです。ゲーム用にジムのバリエーション増やし過ぎな気が・・・。。