機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ガンダム・ジ・オリジン)前夜 赤い彗星 第5話「シャアとガルマ」の感想
ORIGIN 前夜 赤い彗星 第5話「シャアとガルマ」の感想
優秀な2人
マラソンやバスケットボール、フェンシング等の士官学校での体育訓練が行われています。
その中で、ガルマはそこそこ活躍をするものの、シャアはそれ以上に活躍し周りの目にも一目置かれています。
ガルマのライバル
射撃訓練でガルマは10点射(的の中心に当てる事)を何発も出し、取り巻きに称賛されている。
しかし、その隣に居たシャアの射撃はほとんどが10点射。
負けじと狙いを定めるものの、気負い過ぎて当たったのは的の外。
そう、ここからシャアとガルマの関係が始まるのですね。
ガルマは当初シャアをライバル視していたのですが、ある事から友情に変わっていきます。
校長ドズルの評価
ドズルは生徒たちの成績表を見て感想を述べています。
ガルマの評価は
ガルマは勉強はできるけど、体力が無いらしい。
って体力お化けの様な風体のドズルに比べたら、ほとんどの人が体力無いでしょw
シャアの評価は
優秀さが半端じゃありません。
幼少の頃はガルマと同じお坊ちゃま育ちだったのに、どうしてこうなった。
本物のシャアとの違いである目の色は、「眼底色素に異常あり」という事にしている様です。
疑う幼馴染
本物シャアの幼馴染「リノ」と同室なのですが、彼はシャアが別人なのでは?と疑っています。
目の色の違いを質問した後、おどけながら去った後に、
と疑惑を持ってしまいます。
あーこれそのうち消されるかも、本物シャアの様に・・・
MS開発の中止命令
ドズルが指揮するモビルスーツ開発施設にギレンが視察に来ます。
開発中のモビルスーツを見て、ただ一言
前話で出てきたモビルワーカーは、外部からのケーブルを接続したままで行動する機体。
それよりも進化して、背中に大きなエンジンを積んで自立機動ができるようになった機体の様ですが、その剥き出しで大きなエンジンが良くない様子です。
確かモビルスーツのエンジンって核融合炉な訳で、そんな危険な物が大きくて的になりやすくて、しかも剥き出しじゃあ、確かに危険すぎて話になりません。
ミノフスキー博士
ミノフスキー博士って、あのガンダムでお馴染みのミノフスキーです。
小型エンジンの開発に目途がついた事、ミノフスキー粒子によってレーダーや電子回路をダウンさせる事、それによって戦争が変わるという事。
その時にこのモビルスーツは、新しい主役になる事を、イメージ動画を見せながら説明しています。
ギレンくるり手のひら
ミノフスキー博士の説明を聞くと、中止から一転、
と指示しています。
ギレン閣下、こういった部分では頭は柔らかい様ですね
その新システムを積んだモデルを「MS-03」と命名しています。
ガルマ、軍事訓練
険しい山道を重装備で移動する訓練をしています。
現在の軍隊でいう所の「徒歩行進訓練」です。
チェックポイント通過1位は「シャア」、2位は「ガルマ」。
ガルマ、学力だけでは無く結構根性もあります。
豪雨の時間
30ミリの豪雨が降り、現在地での休憩タイムになります。
コロニーなので、天候は人が制御していますが「豪雨」なのは地球で軍の活動をする際の、対応訓練なのかもしれません。
(この頃はまだ独立すらしていませんので、地球に遠征してPKO活動の様なものがあったのかは不明ですが。。)
ガルマ滑落
豪雨でシャアがビバークし休息する中、ガルマはこっそりと先に進んで行きますが・・・。
崖沿いの細い足場、ぬかるんだ地面に足を滑らせガルマは崖下に滑落してしまいます。
意外にもシャアはガルマを救助しています。
見捨てていないということ、シャアはまだ「その時」と判断していなかったのかもしれません。
シャアは即席で簡易的な雨除けのタープを作り、こう言います。
この時に、ガルマのBLが目覚めたのですね。
ガルマからの信頼
それ以降、ガルマから信頼を得て、寮もガルマと相部屋になっています。
(押しかけ女房的に)
100人中99人は「ずっ友!」と頭に浮かんだでしょう。頭に浮かんだ人は正直に手を上げてください!
連邦との合同演習
連邦軍と士官学生との合同演習が行われています。
戦力の差が酷く、圧倒的に連邦軍の方が良い装備。
こんなの勝てる訳ない!
リノの確信
作戦中、本物シャアの幼馴染「リノ」はシャアにカマをかける。
その返事に対してリノの疑惑は、
確信に変わった所で、彼はどういった行動に今後出るのでしょうか。
密告なのか、脅迫なのか、同調なのか。
それ次第で彼の運命は・・・なのでしょうね。
ファーストガンダムで彼が出ていない事から、消される事は「確実」ぽいですが。。。
ドズルの奥様
将来、ドズルと結婚し子供の「ミネバ」を授かる「ゼナ」が出ています。
彼女もシャアやガルマと同期なのですねw
旧姓は「ゼナ・ミア」という事も判明。
ファーストガンダムでドズルが言ったこの一言、あの「ゼナ」です。
横暴な連邦将兵
圧倒的な戦力差でありながらも、シャアの機転により士官学生が勝利した様です。
連邦将官に厳しく意見を言うシャア。
その態度と言葉に腹を立てた連邦将官はシャアを殴り、シャアのサングラスが落ちてしまいます。
それに対して他の大勢の生徒達からも、「拾え!」「謝れ!」と抗議の声を上げる。
ガルマが追い打ちで意見具申をし、タジタジの連邦将兵はサングラスを拾っています。
シャアの危険な程のカリスマ性に、ガルマも飲まれている様子です。
でも、それ抜きにしても、ガルマは仲間思いの良いヤツですよ、ほんと。
連邦との亀裂
連邦軍の巡洋艦「サラミス」がジオンの商船とニアミス事故を起こし、更に制御を失ったサラミスはコロニーの農業ブロックに激突し、農業ブロックが完全に破壊されています。
その事故もあってジオン独立の機運は高まるばかり。
ジオン目線の物語なのもあって、連邦軍かなり「悪役」です。
スペースデブリ回収
ガルマとシャアが破壊された農業ブロックのスペースデブリを回収作業中に、シャアが同じくスペースデブリを回収しているモビルワーカーを発見します。
「君だけに言う、モビルワーカーは軍事に転用が可能だ。」
いくら仲良くても、機密をバラしちゃダメでしょww
人が良いと言うか、人を信頼しすぎてると言うか・・
だからシャアになめられるんだぞ!!
「その名もモビルスーツ!」
おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
バラしすぎだろ!!
デギンとギレン
もはや住民と連邦軍による内戦状態になりつつあるサイド3
デギン公王はギレンに対し、
と指示していますが、ギレンは全くの無視。
ギレンはむしろ、好機と捉えているのでしょう。
と戒めるデギン。
デギンはこの様に、元から連邦との戦争には反対の立場だったのですね。
ファーストでも結構ギレンにやり過ぎだと戒めていましたよね。
ガルマが居るんだぞ!
「いいか、ギレン!ガルマにもしもの事があったらその時は許さんぞ!」
ガルマ、ギレンに愛されています。
ドズルもガルマの事を
とガルマ死後に語っていた事から、デギン、ドズルから非常に愛されていたのが分かります。
しかし、叱責されたギレンは納得のいかない表情。
僕も、長男・長女・次男を持つ末っ子だから良く解ります!
シャア、連邦への奇襲を提案
シャアはガルマに対して、連邦軍兵舎に奇襲する事を提案し、焚きつける。
ビビるガルマに、悪魔のささやきで扇動するシャア。
チョロイン
ガルマ、ヒロインというか、
あと、ホワイトベース(ペガサス級)の前級の様な輸送船が出ていました。
全体的にかなりさっぱりとした艦形で、砲塔などは無さそう。
多分ORIGINのオリジナル艦だと思います。
いよいよきな臭くなってきた第5話。
今後、どうなって行くのでしょうか。
今回は以上です。
ではまた!
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