ads.txtとは
ads.txt(アズテキスト)認定デジタル販売者といい、IAB(Internet Architecture Board) による、プログラマティック取引において、偽造された広告枠や不正なインプレッションの販売を防止するツールです。
簡単に言うと、ブログ主がads.txtで公式に販売許可をした事業者を宣言し、広告代理店がその宣言を元に買い付けを行うことにより、詐欺広告を減らそうというのがads.txtの目的です。
「ads.txt の使用は必須ではありませんが、使用することをおすすめします。特定のドメイン、アプリ、動画から配信されたと見誤らせるような偽の広告枠から、自社のブランドを保護することができます。」
との事です。
不正な広告とは
認めていない販売者が、ブログ主のドメインを悪用して別の広告枠を売るような事態が発生する事です。
ads.txtを作成しアップロードする事で、本来掲示するつもりのなかった広告が勝手に表示されたりする事を防く様になります。
どの様に警告が表示されるのか
Google AdSense(グーグルアドセンス)のホーム画面上に
と表示されます。
いかにもこれはやらないとヤバそうだと思える文言なので、最初出た時はびっくりしました。
下記リンクはGoogleからの説明です。
ads.txtの作成方法
1.Google Adsenseのホーム画面を出します。
左にあるメニューから「アカウント」を選択。
2.サイト運営者ID
サイト運営者IDと表示されている欄の「pub-xxxxxxxxxxxxxxxx」を確認。
3.テキストの作成
エディタツールを開き、
4.保存形式
5.index.phpのある場所と同じ所にアップロードして下さい。
(CPIサーバーなら、htmlファルダの下)
しかし、これだけではGoogle Adsenseは認識しません。
なぜなら、「UTF-8」で保存してもなぜか「ISO-8859-1」となってしまい、Google Adsenseが認識できないからです。
6.URLで確認する。
と入力して、先ほど作成したテキスト
が表示されたら、正しい場所に保管されていますのでOKです。
7.チェックツールで確認してみる。
ここで、サイトのURLを入力すると「ads.txtが正しく認識されるか、テキスト内容は正しいか」をチェックしてくれます。
と表示されると思います。
このままでは、Google Adsenseが認識してくれないという事です。
UTF-8で保存してるのに!!
8.対策
ads.txtを入れた場所と同じ所に、「.htaccess」と言うファイルがあります。
このファイルを一旦FFFTP等を使用し、ローカルにコピーしてからテキストエディタで開き、次のテキストを入力してください。
記入場所は、一番下の行で大丈夫です。
入力したら、保存し元の場所へアップロードします。
9.再度チェックツールで確認をしてみる。
先ほどの
で、サイトのURLを入力します。
検査後、何もエラーが出ていなければ無事「UTF-8」として認識されていますのでOKです。
以上でads.txtの作成と保存が終了しました。
サーバーによって、保存場所やフォルダ名が若干違いますので、各サーバーに合わせた場所に保存する様にして下さい。
保存後、7~10日程したらGoogle AdSense(グーグルアドセンス)のホーム画面上のメッセージが消えました。
すぐには消えない様なので、慌てない様にして下さい。
設置は任意との事ですが、万が一に備え必ず行うようにしましょう。
勝手に違法広告をアップされて、配信停止なんて事が将来的に実施されるかもしれませんよ!
少しでもご参考になれたら幸いです。
今回は以上です。
ではまた!
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