【ガンダム】人物考察 青い巨星「ランバ・ラル」

人物考察 ランバ・ラル ガンダム
こんにちは、レビルです。
今回はガンダムに登場した人物シリーズの第二弾、青い巨星「ランバ・ラル」を考察したいと思います。
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ランバ・ラルという人物

「ランバ・ラル」とは、ラル家という名家に産まれ、父ジンバ・ラルはダイクン派として幼い頃のセイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)やシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)の育ての親でもありました。
「青い巨星」の異名を持つエースパイロットです。


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多くの方にとって、非常に印象が深い人物だと思います。
しかし、意外にも当時回数は少なく、
12話
16話
19話
20話
合計4話だけなのです。
そんな強烈な印象を僕らに残した人物、ランバ・ラルを考察してみたいと思います。

ランバ・ラルの職業

ジオン軍所属、階級は大尉です。
元は名家の産まれでしたが、父「ジンバ・ラル」が「ジオン・ズム・ダイクン」の家臣であったため、主君ダイクン亡き後は政敵であるザビ家が国家を掌握し出世コースから外れています。
異名は「青い巨星」

ランバ・ラル 人物考察

生粋の職業軍人である彼は、部下たちと家族の様に接していたのが伺えます。
彼が出撃する前、「ハモンに手を出すなよ」と部下に言った所に、クラウレ・ハモンへの愛と「気の合う」荒くれ部下の集まりだというのも垣間見えます。
元々は名家出身なのに「首領と仲間達」がしっくり来てしまうのは、彼の性格ゆえだからでしょうか。
ちなみに、本気で「ハモンに手を出すなよ」と言っている訳では無く、昔からの付き合いである部下達に「いい女だろ」と「のろけ」ているのでしょう。
ORIGIN版では益々「いい女」度が上がっていていますので必見です。

夜空が広がる砂漠の真ん中

ハモンに話した言葉、
「自分の出世は部下や内縁の妻クラウレ・ハモンの生活向上につながる。」
彼にとっては意にそぐわぬ指令であるが、少しでも仲間たちの生活を良くさせたいという思い。
あまりにも少な過ぎる戦力、あまりにも少ないマ・クベからの補給物資。
この作戦が遂行困難な事も理解していたのでしょう。
そんな彼の心情も理解してか、ハモンはそっとラルに寄り添う。
砂漠の星空
砂漠の真ん中、見上げれば満点の星空、
まるで世界に彼らだけしか居ない様な静かな空間で、星を眺めながら言葉少なく語り合う。
そんな姿に僕たちは、憧れに似たカッコ良さを感じたのかもしれません。
だからか、僕は大人になった今でも星空にロマンを感じます。
プラネタリウムも大好きです。

アムロ・レイとの出会い

募兵ながらもホワイトベースを、何よりもアムロを苦戦させました。
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」
ラルの最も有名なセリフです。
圧倒的強さのランバ・ラル。

 

その後、ラルとの直接の出会いや戦いから、アムロは大きく成長して行きました。
冨野監督は「精神的に父親不在だったアムロに対する、父親役としての存在であった」と後に語っています。

「僕は・・あの人に・・勝ちたい・・!」

今まで何事にも消極的だった、その時までは実の父は宇宙に投げ飛ばされて亡くなったと思っていた。
引っ込み思案だったアムロが、この時辺りから変わってきたのです。

「戦いの中にあって戦いを忘れた」

マクベの策謀によって戦力の補充をほとんど受けられなかったラル隊は、ホワイトベースに直接侵入して乗っ取る作戦を実行します。
第2ブリッジまでは占拠できたものの、部隊は壊滅しラルも負傷している中「セイラ」と出会う。
「ひ姫、姫様か!?間違いない、アルテイシア様に違いない! 私をお忘れか。
あなたの父上、ジオン・ダイクン様にお仕えしたジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルです!」
セイラ(アルテイシア)は亡き主君、ジオン・ダイクンの遺児であり、
その育ての親は父ジンバ・ラルだった。
なぜ姫が連邦に!?
激しく動揺したその一瞬に銃撃を受け、進退窮まったラルはその後手りゅう弾で自らの人生に幕を閉じてしまいました。

ランバ・ラル 考察とif

本当に書きたかった事はここからです。
僕はずっと思っていました。
もし、何かが少しでも違っていたら、ランバ・ラルはホワイトベースクルーと共闘したのではないか?
その後のラルやハモンの悲劇は回避できたのではないか?
そんな事を何度も考えます。
姫(セイラ)を守るラル
例えるなら、08小隊に出ていたノリス・パッカードとアイナ・サハリンの様な間柄。
僕はそうなって欲しかったのだと思う。
ランバ・ラルは守るべき主君を失い、産まれた家も失い、
残ったのは数人の部下と内縁の妻ハモンだけだった。
「せめて彼らだけでも守りたい。」
そんな思いで日陰者の中ジオンに残って、彼らの生活向上のために意にそぐわぬ軍役をしていたのかもしれません。
もし、もう少し早くセイラと再会していたら、仲間になっただろうか。
平和になった世界でラルとハモンさんが幸せに、セイラに祝福され正式に結ばれる姿を見れただろうか。
アニメとはいえ、歴史にifはありません。
でも、想像してしまうのです。
もし、ホワイトベースにランバ・ラルが合流したら。
そんな想像もまた、ロマンなんだと思う。

 

この記事作成にあたり詳細はWikipediaを参考にしています。
Wikipedia

 

 

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