【NHK】機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星 第7話「ララアとの出会い」感想

ORIGIN
こんにちは、レビルです。
今回は、機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ガンダム・ジ・オリジン)前夜 赤い彗星 第7話「ララアとの出会い」の感想です。
見せてもらおうか、ガンダムのORIGINというやつを!
NHKで放送スタートした「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ガンダム・ジ・オリジン)前夜 赤い彗星」

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ガンダム・ジ・オリジン)前夜 赤い彗星 第7話「ララアとの出会い」の感想

※今回シャアはガテン系に転職します。

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ORIGIN 前夜 赤い彗星 第7話「ララアとの出会い」感想

「暁の蜂起」の責任を取り士官学校を退学したシャアは、ドズルに伝えた通り地球で生活をしています。

場所はどうやら南米のジャブロー付近の様子。
この頃はまだジャブロー基地は建設中です。

なぜたまたまジャブロー周辺にシャアが降りたのかは不明。

士官学校を退学したシャアはガテン系となって、工事現場でモビルワーカーのオペレーターをして生活をしています。

ガンダム世界は現代から見ると、かなり未来なはずですが工事現場の事務所は、今と同じプレハブ。
でも、その周りの港や歓楽街もあまり現代と変わらないので、違和感はありません。

ララア・スンとの出会い

1日の作業が終わり、仲間に連れられて行った夜の歓楽街にあるアミューズメントパーク。
そこでは、とある少女がイカサマの手伝いをさせられていました。

その僕らも見た事がある、その彼女の名前は、

「ララア・スン」

シャアは悪の手からララアを救い出し、ガテン系を辞めララアを連れて宇宙に戻ります。

お前は何しに地球に行ったんだ。。

原作のマンガ版だともっと長い尺だったのですが、アニメ版だとかなり端折られていて、初見の方には「地球に行ったのにもう帰るのかw」って思われちゃうんじゃないかな。

ララア・スンの故郷

シャアとの会話で、ララアの出身はインドのムンバイだとボロボロになった家族の写真を見せて語られています。

シャアと宇宙に上がったその後、ララアは故郷に行く事はあったのでしょうか。

予想ですが、その後ララアは家族に会えずに生涯を終えたのかもしれません。

テム・レイとゴップ提督

ついに出ました僕らのテム・レイ!

なんといっても、彼が居なければガンダムは存在しなかった訳で、最重要人物なのに酸素欠乏症で「面白キャラ」と世間に勘違いされて来た不遇の人物です。

【ガンダム】人物考察「テム・レイ」
ガンダム人物考察第一弾「テムレイ」テム・レイとは、初代ガンダムに出てきた主人公「アムロ・レイ」の父親で、ガンダムの設計に大きく関わったとされています。そんな彼の内面を考察します。テム・レイとは、機動戦士ガンダムに出てきた人物で「アムロ・レイ」の父親です。RX計画の中心人物。

また、ファーストとアニメORIGINの違いは、ガンタンクとガンキャノンはV作戦での開発では無く、ガンダムのみがテム・レイの開発となっています。

マンガ版だと、確か試作型ガンキャノンもテム・レイの開発で、本来作りたい機体ではない不本意と、自らの技術の未熟さを嘆き苦しんでいる描写があった記憶があります。
しかも、もう一人がゴップ提督ですよ!

ジャブローのモグラとか言われて、「無能の代表」みたいな不遇な扱いを受けていますが、実際はかなり有能な人物です。

ゴップ提督の偉業の数々

・ジオンに対抗すべく、モビルスーツ開発をテム・レイに一任する。
・モビルスーツ開発の為、サイド7を建設。
・レビル将軍の更迭論を退ける。
・ジャブロー作戦では敵の戦力不足を看破している。
・ミライさんの仲人を買って出る。
・デギン公王が和平交渉に出る事を予見。

とかなり先見性のある人物で、ミライさんの仲人を買って出た以外は、批判される要素は全く無いと言えます。
(仲人の件も、世話焼きな性格と考えれば人の良い性格だとも言えます。)

ミノフスキー博士救出作戦

ミノフスキー博士はジオンから連邦に亡命を希望している事が発覚。

ジオンとしては、博士はもう不要として冷遇していたのかもしれません。

ミノフスキー博士の弟子筋であるテム・レイは、同作戦に同行。

原作のマンガ版だと、ミノフスキー博士を越えたいテム・レイはミノフスキー博士が来る事に色々と心中穏やかではありませんでしたが、アニメ版だとその描写はありませんでした。

これじゃない!

アナハイム社がこれで十分だと、自慢げに見せるモビルスーツに対し、

「ガンダム買ってきたわよー。」

何も知らないお母さんがガンガル買ってきちゃって、

「これじゃない!」

と怒るファーストガンダム放送当時の子供の様に、テム・レイは試作型ガンキャノン、RCX-76を見て「これじゃない!」と憤る。
(ファーストガンダムのガンキャノンとORIGINのガンキャノンは設定も仕様も全くの別物ですので、ORIGIN初見の方も「これじゃない!」と思ったのではないでしょうか。)

エース達の集結

ミノフスキー博士の亡命を阻止すべく、後のエースとなる5人が出撃する。

後に赤い彗星と異名を持つ様になる「シャア」 MS-05ザクⅠ
青い巨星の異名を持つ様になる「ランバ・ラル」 MS-04ブグ(プロトザク)
後の黒い三連星 MS-05ザクⅠ
・ガイア
・オルテガ
・マッシュ

濃過ぎる5人

赤い彗星と青い巨星と黒い三連星とか、もう機体性能以前に連邦が勝てる気がしませんw
ガンダムに乗ったアムロでも、この5人が一斉に来たら勝てないかも知れないくらいの濃いメンツです。

対する連邦はジオンの5機に対して自慢の試作型ガンキャノン(これじゃない)を12機出撃し、「初戦だからこそ徹底的な差」を見せようとします。

大体結果は予想付くけど・・・。

圧倒的な差

圧倒的な差、それは数では無く、機体性能とパイロットの技量だった。

ガンキャノンはほとんど反撃すらできず、次々と撃破されて行く。
火力ではガンキャノンの方が上だが、ジオンのザクは圧倒的に機動性能が違う為に手も足も出ないのだ。

テムがガンキャノンを見た時に感じた「これじゃない」は、この戦いを見る前から「モビルスーツは機動力こそが全て、こんな鈍重な機体じゃダメなんだ」と感じていたのだと思います。

荒くれ者と理性派と個人主義

ジオンと連邦の衝突の中で、赤い彗星と青い巨星、黒い3連星はそれぞれの性格が顕著に表れる。

青い巨星ランバ・ラルはミノフスキー博士に対して、
「博士!戻ってきてください。身の保証は私がします!」
と説得しようとする。
それに対して、そんな事必要無いと言い、ラフでとにかくひたすら大暴れのガイア、オルテガ、マッシュの黒い三連星。
特に仲間と連携するつもりもなく、単独行動する赤い彗星シャア。

もうね、常識人がランバ・ラルしか居ません!

彼ら自由過ぎです!

てか、もうこの頃には皆パーソナルカラーだったのね。

ミノフスキー博士の最期

激戦の中、ミノフスキー博士が乗車する月面バギーも車軸が折れ、自走不能になってしまいます。

博士はバギーを降り徒歩で逃げるものの、その後ろにはマッシュの執拗な追撃から逃げるガンキャンが。

ラルは博士がモビルスーツの下敷きになる事を危惧し、マッシュを止めるもののマッシュはガンキャノンを撃破。

ミノフスキー博士は倒れてきたガンキャノンの下敷きになり、亡くなってしまう。

結果として、連邦はミノフスキー博士を迎え入れる事はできなかったのです。

考察

今回は、前半ララア回、後半テム・レイ回と、どちらもガンダムにおける重要人物で物語が前半後半ではっきりと分かれていました。

シャアさん、退学して地球に降りてすぐ宇宙に帰って、しかもいつの間にかパイロットに戻っていますが、モビルスーツのパイロットはドズルとの約束だったので、希望がすぐに通ったのでしょう。

師匠のミノフスキー博士を失ったテム・レイが、今後どの様に革新的なモビルスーツを開発していくのか。

ガンキャノンはダメだった、じゃあモビルスーツなんて要らなくない?となって、レビル将軍がいやいやモビルスーツ必要でしょ!となるとファーストの設定に近くなるのですが、どうなるのでしょう。

それと、作品中でMS-04という機体が出てきています。

旧ザクがMS-05なので、それよりもう1個前の機体。
動力パイプがあって、見た目はザク2に近いです。

MS-04はオーバースペック&オーバーコストの為、MS-05(旧ザク)はMS-04をスペックダウンした機体となっている様です。

それで旧ザクには動力パイプが無いのね。

 

 

次回もテム・レイの活躍に期待です。

 

今回は以上です。

 

ではまた!

 

次話

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コメント

  1. ゆう より:

    いつも楽しく拝読させてもらってます。
    昔からさすがのブログでございます。
    今後のご活躍、期待しています!

    • レビル より:

      ゆうさん
      お久しぶりでございます!
      コメントありがとうござます。
      最近はブログの更新サボってしまい、あまり更新して無いんですよ。。
      なるべく更新しなくちゃですね!