【ガンダム】人物考察「ハヤト・コバヤシ」

人物考察 ハヤト・コバヤシ ガンダム
こんにちは、レビルです。
今回はガンダム人物考察をお送りします。
第七弾はメインキャラクター3人の中の1人、「ハヤト・コバヤシ」です。
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ハヤト・コバヤシという人物

ハヤト・コバヤシとは、機動戦士ガンダム、機動戦士Ζガンダム、機動戦士ガンダムΖΖに登場する人物でアムロ・レイと幼馴染です。
主にRX-76ガンタンク、劇場版では後半からRX-77ガンキャノン109に搭乗し苦戦しながらも活躍しています。


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サイド7に住む柔道が得意な日系人。幼い頃からアムロに対して劣等感とライバル心を持っている。
名前の由来は旧軍の戦闘機「隼」から来ています。

ちなみに、アムロ・レイは戦闘機の零戦から、カイ・シデンは同じく戦闘機の紫電改が由来。

初陣は機動戦士ガンダム第3話で、カイ・シデンと共にガンタンクの操縦手として出撃し、パプア補給艦を初出撃ながらも撃沈しています。

その後は主にリュウ・ホセイが操縦手、ハヤト・コバヤシが射撃手としてガンタンクに搭乗している。

リュウ・ホセイ逝去後、ガンタンクは1人乗りとして改造されハヤト1人で運用しています。
なぜかコクピットは腹部のコアファイターでは無く、頭部コクピットです。

(コアファイターに居ないと脱出できないじゃないか・・)

ハヤト・コバヤシの職業

15才・身長150cmの高校生で17才のカイは留年して同学年という設定です。(資料によって15才と16才と2種類あります。カイも資料によって16才と17才がある。)

ジャブローに着いてから連邦軍から「伍長」(劇場版では曹長)の階級を与えられています。
1年戦争後はティターンズに対抗する反連邦組織のカラバに所属しているため階級は無いが、パイロットではなくアウドムラの艦長と部隊指揮官をしている。

機動戦士ガンダムZZの35話でザクⅢの攻撃からZZの主人公「ジュドー・アーシタ」を守って搭乗するドダイ改が被弾。「聞こえる・・・カツ・・・」と言い残し機体の爆発により逝去した。
享年24歳。

ハヤト・コバヤシ 人物考察

初代ガンダムでは、常に劣等感などのコンプレックスに苛まれています。

軍の施設を建設するために家を立ち退きされた事があり、アムロの父親が群の関係者だったことからアムロの事をあまりよく思っておらず、アムロの向かいに住んでいながらも、避難命令が出た事をアムロに知らせていませんでした。

またその件をフラウに叱責されています。

フラウ・ボウ

どんどん成長し、戦いも強くなっていくアムロ。
中々戦いが強くなれないハヤト。

ハヤトが思いを寄せるフラウ・ボウは、何かとアムロの世話を焼いてばかり。

フラウはアムロの事が好きだったのでしょう。

しかし、アムロはフラウの気持ちに気が付いていない。

実力の差が益々開いていくものの、ホワイトベースクルーの精神的支柱であり兄貴分的な存在のリュウ・ホセイが居るお陰でハヤトはなんとか頑張って来れた。

しかし、負傷を押して出撃したリュウは戦死してしまう。

リュウを失う事を切っ掛けに、ハヤトはゆっくりと成長を始める。

止まらないアムロの進化

しかしアムロはニュータイプを覚醒し超進化していく。

もはやアムロは、ハヤトのライバルですらなくなっていたのです。

元々格上だったカイにも追いつけない、戦闘が苦手でガンダムに無断で乗るもボロ負けしたセイラにも追いつけない。

ハヤトはソロモン攻略戦の激戦の中で負傷し帰還。
負傷しているのを見て慌てて看病をしてくれたフラウ・ボウに、ハヤトは劣等感に苛まれた本心を吐露してしまう。

「くっ悔しいな、僕だけこんなんじゃ。セイラさんにもカイさんにもかなわないなんて。なっ情けないよ・・・」

真面目だからこそ、誰よりも人一倍頑張ってきた。

でも、どんなに頑張っても皆に追いつけない。

好きな子にも振り向いてもらえない。

「なに言ってるのハヤト。立派よ、あなただって。」

フラウはハヤトを励ます。

実際にハヤトは今までずっと立派に頑張ってきた。

人と比べる必要の無いくらいに。

「やめてくれよ慰めの言葉なんて。こっこんな僕だってね、ホワイトベースに乗ってからこっち、アムロに勝ちたい勝ちたいと思ってて、このざまだ。」

頑張っても頑張っても報われない、弱気になったハヤトは悔しさを口にし、

両の目から涙を流した。

日に日に優劣がはっきりとしていく中でハヤトはもがき続けてきた。

悔しかった、苦しかった、辛かっただろう。

「ハヤト。アムロは、違うわあの人は。私達とは違うのよ」

フラウは、もうアムロは昔のアムロと違う、もう私達とは住む世界が違う人間になってしまったことをハヤトに諭す。

アムロに負けたのでは無い。
彼はもう別の次元の人間なのだと。

引っ込み思案だった前のアムロとは別人、いや超人類となってしまい、フラウ自身も頼りなかったアムロにお世話を焼く必要性が無い。
フラウにとっても、アムロは遠い人物になっていたのだ。

アムロへの違和感や寂しさは、ハヤト以上に感じていたのでしょう。

この事を切っ掛けに2人の距離が縮まり、ア・バオア・クー戦後にハヤトとフラウは結婚をし、カツ、レツ、キッカ3人の子供を養子にする。

強さとは

強さとは何なのか。

弱さとは何なのか。

もがき続けて、あがき続けて人は成長して行く。

Zガンダム時代では、ハヤトはパイロットではなく指揮官になり、周囲からも尊敬されています。

フラウ・ボウもお腹にハヤトの子供を宿している。

永遠とも思えた辛い日々は、決して無駄ではなかったのです。

 

この記事作成にあたり詳細はWikipediaを参考にしています。
Wikipedia

 

 

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