前置き
「ここに神社があるから行った方がいい」
と誰かに言われて、夢の中で地図を見ています。
知らない人が3人くらい居て
「悩んでいるならあの神社に行くんだ。」
と言われて、さすがに気になってしまいました。
羽田飛行場のすぐ近くなので、高速道路降りてすぐ行けそうです。
電車も京浜急行の駅が近くにあるみたい。
となるとさすがに気になり、行かないといけない様な気がして次の日に行ってみたのでした。
穴山稲荷神社に行ってきた。
入口の鳥居
カーナビにセットしたので、方向音痴のレビルでも迷わず着くことができました。
かなり暑かったですが、良いお天気で綺麗な青空です。
本殿の右側には鳥居が沢山あり、その奥にも「奥之宮」というお社があります。
そうそう、僕もそんなイメージでしたので行く前に調べました。
お稲荷さんは元々3人の全く別な神様がいらっしゃる様です。
豊受姫命は、伊邪那美命(いざなみのみこと)から生まれた和久産巣日神(わくむすびかみ)の子供。
天照大神(あまてらすのおおみかみ)が
「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国の比治の真奈井(ひじのまない)にいる御饌の神、等由気太神(とゆけおおかみ)を近くに呼び寄せなさい」
と言って、五穀豊穣の神様「豊受姫命(とようけひめのみこと)」を呼び寄せたそうです。
日本神話の神様なんですね。
月と水の象徴の神様でもあるそうです。
どこかで聞いた事がある昔話しで
「羽衣を脱いで水浴びしていたら、その羽衣を隠されてしまい天に帰れなくなりました。」ってお話を子供の頃に聞いた事がある人も多いとは思いますが、そのお話の女神さまだそうです。
この
荼枳尼天(だきにてん)とは、仏教の神様。
サンスクリット語(梵語)のダーキニーから来ています。
日本では白狐に乗る天女の姿となっていて、狐の精となっていて稲荷権現となっている神仏習合の神様です。
インド仏教初期…怖い神様
インド仏教中期…大黒天に調伏されて、怖い神様から少し怖い神様になる
インド仏教後期…女神
という仏教によくあるパターンですが、怖い神様から良い神様に改心していて、日本仏教でも初期と後期で同じ流れになっているようです。
また、祀るのが難しく、一度祀ると最後までお祀りしないと途端に没落してしまうそうです。
「鬼灯の冷徹」というギャグ漫画では、とても綺麗な女性で九尾の狐の上に乗り、夜な夜な荒らし回っているところに、狐を連れた元祖・稲荷神の宇迦御魂(うかのみたま) から「キャラがかぶっている」と抗議を受けました。
お迎え課となってからは、火車とは逆に生前に善行を重ねて「裁判以前に天国逝き」が決定したような徳の高い亡者を迎えに行く仕事をしています。
この神様と、後述する宇迦御魂(うかのみたま)が伏見稲荷や豊川稲荷の神様です。
宇迦御魂(うかのみたま)とは古事記では須佐之男命(すさのおのみこと)の子供で、日本書紀では伊弉諾神(いざなみ)と伊邪那美命(いざなみ)の子供となっています。
五穀豊穣、商売繁盛の神様で、性別は不明ですが伏見神社では女神とされているそうです。
「鬼灯の冷徹」というギャグ漫画では、とても温和で素朴な感じの女神として登場しています。
「わたしまで怖いと思われちゃう」と抗議していました。
これといった昔話とかは無い様です。
本殿です。
青空と本殿の朱色のコントラストがとても綺麗です。
最初の方で、「そんなに大きくない神社だよ」と言われたと書きましたが、確かにそんなに大きくありませんでした。
でも小さい訳でもなく、都市部の土地環境が難しい中で綺麗にまとまった神社でした。
おみくじを引いてみました!
結果は・・・・
大吉でございます!
気持ちが沈んでいた時に、この文章はとても嬉しかったです。
大吉だったのは、「よく来ましたね」って喜んでくれての大吉だったのかもですね。
しかしま~、おみくじ運だけは良い男でございます!
その他の運がさっぱりなのですが・・
社務所の神主さんぽい人が話しかけてくれたので、不審者だと思われたのか!?
「へんな話であれなんですけど、なんか夢に見て地図でここ行けって言われて、地図見たら本当にあったから来たんですよ。」
と言ったら、なぜか嬉しそうな顔で
と不思議なことをよくある事だと理解しつつ、参拝する方が来てくれるのが嬉しいと現実的なお話をおっしゃられていたのが印象的でした。
ちなみに、お守りのシールがアメリカ軍のワッペンに付いている鳥居のマークとかと似ていてとてもカッコ良かったです。
信仰とかそんなのあまり興味ない性格ですが、夢で見たという不思議な場所だし、もしかしたら縁があるのかもですね。
今年も1回くらいは行かないとね!
今回は以上です。
ではまた!
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